そば園 佐竹(常陸太田)
趣のある建物で、若き店主とおぼしき職人さんが腕を振るっていましたね。
訪れるお客さんも絶え間なく、さすが「常陸秋そば」提供店だな~と感心しきり。
肝心の蕎麦は
こんなカンジで、粗挽きの粉を使った、太めの蕎麦でした。
ただ、蕎麦の太さがバラバラでして、俺の蕎麦の評価基準の一つの「蕎麦の太さは均一」からは外れていました。
太さがバラバラだと、茹でムラができるじゃないですか。
ま、好みの問題でしょうけどね。
そして残念だったのが、蕎麦にヌメリが残っていたこと。きっと洗いが足りないんでしょう。繁盛店にはありがちですね。
それでも十分ウマかったのは、蕎麦を栽培する生産農家の努力の賜物であると思います。良い農産物を農家が生産し、その素材を活かした良い商品をどのようにお店が提供できるのか。そのへんが蕎麦店の難しさですかね。
なので、そば生産農家が直営で蕎麦を提供するような店が、美味かろうが不味かろうが、責任の所在が明らかになるという意味で、理想的な蕎麦屋さんだと思います。
全国各地にそのようなお店はあるのでしょうが、そんなお店の一つ、栃木県は日光市にある「観世音そば 下の家」さんが、俺のお気に入りの蕎麦屋さんです。
ここの店主はそば生産農家でして、自分が栽培したそばを、自分で打って蕎麦にして提供しているんですね~。それだけに、並々ならぬ熱い思いが蕎麦となって現れていると思います。
かな~りオススメな、俺お気に入りの蕎麦屋の一軒です。