最後の稲刈り
この9月にあった3連休×2回、その殆どを妻の実家の稲刈りに費やしたシャドウです。
思い返せば妻と結婚する前から計算し20年弱、妻の実家の稲作を手伝ってきました。
農家じゃない方はわからないでしょうが(俺も農家じゃないけど)、田植え~稲刈りが稲作じゃぁないんですね。田植えの前に苗の芽を出すための「種まき」作業があり、その前に、まいた種の芽を出すための「ビニールハウス建て」の作業がありで、何だかんだ3月下旬から稲作のための作業が始まります(義父はもっと前から準備を始めてます)。
今年の種まきの時だったかな、義父から「米作りは今年で終わりにする。」という話を聞いたわけですが、嫁の実家のことに口出しはできないので、「あ~残念だな~」と思っていました。
サラリーマン家庭に育った俺だからそう思うのかもしれないけど、この十数年の農作業(補助)は楽しかった。決して嫁をもらった義理で手伝ったわけじゃなかったし、農家に生まれていたら当然のように農家を継いでいたんだろう(経営内容は米主体じゃないだろうけど)と思う。
ま、そんな思いのまま、ついに最後の稲刈りがやってまいりました。
実りの秋っすね~
コンバインは義父の役目です。
ちなみにこの稲を田植え機で植えたのは~、俺だ俺だ俺だ~!
じゃあ稲刈りの時に俺は何をしているのかといいますと、
田んぼの四隅をこのように鎌で刈り取る、しんどくも地味な作業をしています。
こうしないと、最初の一回り目にコンバインが方向転換できないんだよね。
9月上旬~中旬は暑くて汗ダラッダラになります。
そして刈り取った籾を軽トラに積んで
(きっと過〇載だと思います。)
これを農協の大型穀類乾燥施設(カントリーエレベーター)に持ち込みます。
稲刈りが集中する休日は、当然集荷施設も渋滞するわけで。
前も後ろも軽トラであふれかえります。
農協に出荷しない自家消費米は、自分ちの乾燥機で籾を乾燥させ、脱穀し、玄米の状態で袋詰めします。
最終的に袋に玄米を詰める機械。
30キロの玄米が入った米袋を袋詰めし、納屋に積み上げます。
妻の実家の乾燥機に入る籾の量だと、1回あたり40袋くらいになります。
これを稲刈り期間中に3回くらい繰り返し(ということは120袋くらい?)、ここからさらに石蔵に格納します。
普段運動不足の俺にとっては筋肉痛バリバリになる週間ですね。
今年も無事にお米が収穫できました。
と同時に、これで一つの時代が終わったんだな~と思いつつも、来季からフリーになるゴールデンウィークやシルバーウィークを持て余しちゃうな~?とか、気になるシャドウであります。
(でも農作業好きな俺、田植え機のオペレーションはバッチリなんで、農家の方々からのオファーをお待ちしています!)