米沢牛亭 ぐっど(米沢)
なぜかというと、今が旬のサクランボ(佐藤錦)狩りに来たから。
サクランボ狩りなんてさほど興味なかったけど、6月18日に発生し、最大震度6強を観測した山形県沖地震の影響で、佐藤錦の最盛期というのにお客さんが来なくなってしまったとテレビで見たもんで。
東日本大震災の風評被害にあった栃木の県民として、なんか少しでも役に立てればと言えば聞こえは良いけど(けどこれが出かける本当の理由)、お客さんが少ないところでのんびりサクランボ狩りができるかな~と思ってね。
で、その前の腹ごしらえをコチラで。
到着したのがちょうど開店時間の11時。
駐車場に入った時に、お店のオネーサンがのれんを出しているところでした。
そのオネーサンにどうぞと招き入れられ店内へ。
座敷が2区画、8人掛けのテーブル席が2つのキャパ。
もしかしたら2階にも部屋があるのかもしれません。
座敷は予約で埋まっているということで、テーブル席に。
いいんです、年寄り(妻の両親)は椅子のほうが足が楽だから。
すぐ後におひとり様がやってきました。
メニュー
メニューが多くて迷いますね~。
でもせっかく米沢牛の店に来たんだから、奮発して最高級のステーキでも食っちゃいますか?
って、そ~ゆ~のはシロートの考え。
ま、それは冗談ですが、最近のシャドウさんは歳をとったせいか、サシがバッチリ入ったA4とかA5の和牛をあまり好まなくなったというのがあります。
F1(和牛とホルスタインの第1交雑種)あたりが赤身と脂のバランスが良く、一番美味しく感じて量も食べられますかね。この店にはありませんが。
そこで目に入ってきたのが「定食」メニュー
この店の中ではリーズナブル、だけど米沢牛を使用していればウマいに違いない。
ということで、こんなん注文してみた。
牛ハツから揚げ定食!
あえて正肉じゃなくハツにしてみた。
米沢牛ってある程度どこでも食えるけど、米沢牛の臓物ってそうそう食えないだろうからね。
牛ハツから揚げ オン・ザ・ライス
ウマそうだねぇ~
では、いただきます。
ウメ~!
これぞハツといった歯ごたえに和牛の旨味あふれる揚げ物。
ビールがあったら最高じゃん、でもここはガマンです。
妻が注文したのはコチラ
1日限定10食の「得盛牛肉重」
「特盛」じゃなく「得盛」となっているのは、量じゃなく質的?価格的?に「お得」ということなのでしょう。
味見させてもらいましたが、なかなかしっかり米沢牛しててウマかったです。
義父は「ステーキ重」、義母は「米沢牛うどん」を注文していましたが、どちらもたいそう美味しかったそうで満足していたようでした。
姪はといいますと、これから米沢牛の店に行くっていうのに、東北道の安達太良SAで牛タン串なんか食ってるから、ここでは何も注文しないでみんなが注文したのをチョロっとつまみ食いしていました。
もしかしたらそれが一番賢い選択かも(ガキんちょにそんな高度な作戦はないと思いますが)。
そして何故シャドウさんが「牛ハツから揚げ定食」をチョイスしたかと言いますと、
「牛炙りずし」を後から食おうと思ったからなのでありマス。
モモ2貫1,100円×2皿を追加注文!
メッチャうまそ~!
どこが炙ってあるの?という見た目ですが、生肉大好きシャドウさんにとってはむしろウェルカム。
きっと少しだけ熱を入れて脂をとろけさせているだけなんですよ。
コレ用の醤油にサッと肉を触れさせて、いただきま~す。
メチャクチャウメ~!
柔らかくて口の中で溶けていって米沢ギュ~の旨味が広がって、ウマ過ぎる!
コレでモモなんすか?!ロースだったらどんだけウマいんだ!?
1貫で十分、米沢牛のウマさを堪能させていただきましたっ!
みんなもウマいと言っていたから、生肉大好きシャドウさんの味覚だけではないのは間違いないでしょう。
今思い出してもまた食いたいよぉ、牛・あ・ぶ・り・ず・し 。
さて、食い終わってから店内に飾ってある有名人のサインなんかを見回していたら、大爆笑してしまったコトがありまして。
お~い、松原千明が女優だってのはわかるけど、そんな「元」はイラナイんじゃないんか~い?!
もう一枚
この「元」の使い方もアカンやろっ!( )内はイラナイでしょう?
それより何より、お二方ともこんな「元」の使い方をされているなんて夢にも思っていないだろうし、知ったらヤメてほしいと思うんでないかい?
そしてもう一枚
おっ、この使い方はOKか。
でもお三方とも( )の中は書かなくても、だいたいの人はわかるよね。
いずれにしてもここの店主は「元」を使って人を紹介することがが好きなんですね。
ということにしておきましょう。
米沢牛を食うなら、間違いなく「ぐっど」なお店っつうことでヨロシク。