豆天狗(高山)
お昼は俺チョイスのコチラで。
高山ラーメンの老舗「豆天狗」さん。
店内キャパも「昔ながらの中華そば屋」そのもの。
普段は何人なのか知りませんが、この日は店員が2人体制ということで「お待ちいただくことがございます」と貼り紙に書いてありました。
つうか店舗のキャパと店員と効率で提供までの時間はほぼ決まるから、わざわざそんなことわりを表示する必要はないと思うんだけど、観光客(俺もだが)が押し寄せて行列になったりすると、”お客様は神様” って勘違いした輩が湧いてくるんでしょうね。
メニュー
つけ麺は平成18年から始まったメニューだそうです。
待つことしばし、やってきました。
中華そば(並)
つけ麺もかなり魅力的でしたが、昭和23年から脈々と受け継がれてきたこの一品を食さないワケにはいかない。
では、いただきます。
ウメ~!
細い自家製麺がじっとり旨味を湛えたスッキリ醤油味のスープを絡め、口の中にどんどん吸い込まれていきます。
ウメ~っす。
スープ
旨味がバッチリながらも見事に透き通ったスープです。
あ~、中華そばってこうなんだよな~としみじみ。
思えば俺が小さい頃、近所のこじんまりとしたラーメン屋って、こんなラーメンが普通に出てきて、客なんかは基本歩きで来られる人しかいなくて、それが普通の光景だったように思う。
でもいつからだろう、ラーメンブームが沸き起こり、埋もれていた名店に全国からお客さが訪れる時代になった。
インターネットでリアイルタイムに情報を収集できるようになった現在はなおさら。
お店の経営的には多くのお客さんに来てもらうのは喜ばしいんだろうけど、こういった食の「文化財」の保存のためには、やっぱり地元の人しか知らない状態(ネット社会やラーメンブーム前の日本)であったほうがイイんではないかな、と考えさせられました。
とか言っちゃってるけど、ネットで情報を得て来た俺は偉そうなコト何も言えましぇん。
ま、難しい話はさておき、みんなでシェアした餃子。
ここでは中華そば(又は つけ麺)だけ食っておいたほうがヨロシイかと。
間違いなく ”中華そば” は必食だよ!
ご主人、ごちそうさまでした!
ブレずにこの味を守っていってほしい。
その後ブラブラと歩いて高山の美しい街並みへ
梅雨真っ只中だというのに、この日は思いっきり晴れていて暑すぎでした。