晃和軒(日光)
8月3日(土)の昼メシはコチラで。
今市の路地裏にひっそりと佇む「晃和軒」へ。
この日は知り合いが伐採した庭の木を貰いに行き、暑い中の作業後に汗だくのまま作業着で訪問。
この店、けっこう前からマークしていたんだけど、何せ駐車場が少ないので何度か断念していた。
開店直後を狙っていったら、すんなり入れました。
歴史を感じる店内。
想像するに、昭和40年代からやっていると思われる。
メニュー
卓上にメニューはなく、壁にズラリと掲げられた短冊から選びます。
懐かしの黒電話にはひっきりなしに出前の注文が入っています。
オヤジさんが岡持ちをスーパーカブに載せて注文の品を出前しては戻り、を繰り返しています。
今日は「ラーメン+半チャーハン」にしてみました。
ビジュアル的には完璧です。
ラーメン
見るからにウマそう。
では、いただきます。
ウ、ウ、ウメ~!
柔らかいのにしっかり締まった手打ち麺、そこに深みのある醤油味のスープが絡まり、口の中にスルスルと吸い込まれていきます。
チャーシュー
そうそう、昔「チャーシュー」といったらこんな脂身の少ないモモ肉が主流だったよな。
香ばしい醤油の香りがプワ~ンと鼻に抜けていくのがタマラナイ。
胡椒をかけた後にすくったスープではありますが、うっすらと浮いたガラの油がやさしいコクをプラスしています。
あ~、昔ウチの近所にあったラーメン屋もこんな感じだったよな~。
リアルな昔なつかしラーメンで感激モンだ。
麺もスープも文句のつけようがない。
チャーハンいただきます。
ウメェ~!
具はタマゴ・ハム・ネギとシンプル。パラパラ系チャーハンですね。
餃子も頼んでみました。
野菜メインの餡でウマし。
しっかり手作り餃子だけど、皮同士がくっついてて破れやすいのが残念。
たまたまだったと思いたい。
俺が食い始めた頃から続々とお客さんが入ってきて店は満員となった。
フゥ~、腹一杯。
ごちそうさまでした!
なんで今までこの店に来なかったのかが不思議。
この超絶ウマイ麺が話題に上らない(と思っているのは俺だけか?)のも不思議でならない。
この醤油ラーメンだったら東京でも「路地裏の名店」になれるよ、きっと。
現時点で2019年の「ベスト・オブ・醤油ラーメン」です。
常連への道を歩みそうな予感がする。