”SWINGIN’DAZE” 21st Centyury（Red Warriors）
出たっ！
6月15・16日に恵比寿リキッドルームで行われたレッド・ウォーリアーズのライブアルバムが9月4日に発売となった。
それより「レッド・ウォーリアーズ」って誰？という人も多いと思うので、少しだけ紹介しよう。
ボーカル：DIAMOND☆YUKAI（田所豊、ユカイ）
ギター：SHAKE（小暮武彦、シャケ）
ベース：小川清史（キヨシ）
ドラム：小沼達也（COMMA、コンマ）
1986年にアルバム「Lesson１」でメジャーデビュー。セカンドアルバム「Casino Drive」、サードアルバム「KINGS」で日本のロックシーンの頂点に立ち、4枚目のアルバム「SWINGIN’DAZE」発売直前に解散を発表、わずか3年という活動期間を駆け抜け、絶頂期に華々しく解散した日本最強のロックンロール・バンドだ。
ユカイこそ最近ホリプロに所属したせいか、バラエティー番組で目にすることもあるので知っている人もいるかもしれないけど、内田裕也くらい「この人ホントにロックンローラーなの？」と疑問に思う人も多いと思う。
安心してください、ちゃんとロックしてますから。
ま、前説はこれくらいにして、今回のライブアルバム、かなり出来が良かったです。
今までも何度か再結成を繰り返し、そのたびライブを行ってはその音源をCDやDVDにして販売していましたが、今回は最高です。
これまではなんか「力抜けて大人のロックになったでしょ？」みたいなカンジで、ユカイのボーカルに力は無いし、シャケのギターは遊び過ぎてまとまらないし、というのが殆どだったのだ。
ところが今作は、最も不評だったであろうラストアルバム「SWINGIN’DAZE」のツアーかの如く、楽譜にかなり忠実に、アラ還のユカイからは想像を超える声のハリも感じられ、これぞレッド・ウォーリアーズ！というバンドとしてのまとまりが感じられるもので嬉しくなった。
やっぱりシャケのギターは最高だ！
でも惜しむらくは初期メンバーのコンマこと小沼達也が最初の解散以降、表舞台から姿を消してしまったこと。
初めての再結成、1996年の日本武道館のライブにはプラチナチケットを握りしめて駆けつけ、久々のレッズサウンドに鳥肌が立ったもんだが、何か足りないと感じたのはコンマのドラムじゃないことだった。
やっぱオリジナルの4人が揃ってレッド・ウォーリアーズなんだよな。
とは言え、こんなロックバンドは2度と日本に現れることはあるまい。
そこの兄ちゃん姉ちゃん、一度聴いてごらんよユカイな Red Warriors を。
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