来集軒(浅草)
11月15日(金)は東京出張。
仕事が終わってチョット早い夕飯に、学生時代よく行っていた浅草の「来集軒」へおよそ20年ぶりに行ってみた。
浅草と言っても駅から新仲見世を通って国際通りの先にあるので、この日は銀座線の田原町駅から行きました。
暖簾をくぐって店内へ。
俺の記憶にある来集軒そのままだ。
たくさんのサイン色紙は新しいものに入れ替えられている模様。
今日も一日お疲れ様でした。
グビリッ、プハ~!
アサヒビールお膝元の浅草だから、スーパードライでも勘弁してやる。
メニュー
何しろおよそ20年ぶりですから、基本に立ち返ってね。
ということで、
シューマイです。
何をかくそう、学生時代はここでラーメンを食うのが精いっぱいで、常連と思しき人が食べているシューマイまで注文できなかったのだ。
オッサンとなり多少なりともお金がある今日この頃、かつての小さな夢を実現する時がやってきた!
シューマイを運んできてくれた大女将が「手前の小さいのが醤油で奥の大きいのがソースね、お好みでどうぞ。」と説明してくれた。
シューマイは醤油にカラシって決まってんだろ、ということで、醤油を垂らしてカラシをのせていただきます。
ムムム、何か違うぞ。
なんと肉が殆ど入っていない、具が玉ねぎ主体で、それを片栗粉でまとめたシューマイだったのだ!
学生時代からの憧れのシューマイ、きっと肉&肉汁がタップリだと思い込んでいたので面食らったけど、良~く考えてみると、栃木県は足利市あたりで流通している「具が無いシューマイ」を思い出した。
足利って、玉ねぎだけに片栗粉をまぶして皮でくるんだのをシューマイって言うんだ。
そんでもってソースをかけて食べるのが足利市民のごちそうなんだったっけ!
ということで、ソースを試してみることに。
これソースですよ。
うんっ、このシューマイはソースが正解!
わずかに肉が入っているとは言うものの、足利でいうシューマイにソックリ。
このシューマイ、足利がルーツとは考えにくいですが、最後まで醤油で食べる前に気づいた俺、グッジョブです!
シューマイをビールで楽しんだ後のシメはラーメンです。
いや~ホント懐かしぃ~ビジュアル!
いだだきますっ!
ウメェ~!
最近お気に入りの「晃和軒」と系統が似たスープがベストマッチ。
かつて製麺所からスタートした(はずの)このお店、コレコレ、この麺って味わい深くてウマいんです。
記憶のままの麺に感慨ひとしおです!
チャーシュー
あれ、半分サイズのように見えますが・・・
でもウメェ~!
肉の味に支配されるのが嫌でチャーシュー麵って普段注文しませんが、この小さなターシューが基本ならチャーシュー麵で食べてみたい、ってくらいシンプルながら美味しいチャーシューだ。
(失礼ながらチャーシューについての記憶はあまりありません)
想い出加点もあるかとは思いますが、感激のうちにフィニッシュ。
食べ終える頃に顔を出した「来集軒」の文字。
ごちそうさまでした!
来集軒さん、いつまでも美味しいラーメン食べさせてね!
未食のチャーハンもね。
ということでまた来ます。