2019シーズン サッカーJ2リーグ第14節 大宮アルディージャ VS 栃木SC 勝ちに等しいスコアレスドローで勝点1をゲッツ!
5月18日(土)はNACK5スタジアムで3位大宮アルディージャとのアウェイ戦。
サッカーを殆ど知らないザーさんと2人で行ってきた。
ホントだったら栃木SCが勝利する試合を観てもらいたいけど、生憎3位と好調の大宮との一戦、しかも大宮のホームとは分が悪い。
ザーさんに過剰な期待を持たせないよう、「今日はまず勝てないよ、でも前節4位の甲府に勝っちゃったから、試合はやってみないとわからないよ、でも負けると思うけど。」と保険をかけておきました。
スタジアムに向かう前、ちょっとゆっくり大宮駅前でメシを食ってからスタジアムに乗り込んでみたら、栃木のゴール裏はビッシリ。
ちょっとナメてました。
そんな俺たちを見た心優しいサポーターさんが席を詰めてくれまして、何とか2人並んで席をゲット。あざ~っす。
って、栃木サポーターの席割り、メッチャ狭っ!
ゴール裏の3分の1?4分の1?しかねぇじゃねえかよっ!
俺たち到着したのが13時ちょい前だったと思うけど、当然その後も次から次へと観戦者が到着するワケで、みんな混雑と席割りの狭さに驚いていたようでした。皆さん無事に席を確保できたのでしょうか?
こんなギュウギュウの状況なのに、方や席を荷物置き場にしているヤツっているんだよな~。
そう、俺の前の席に陣取ってるアンタだよっ!
でもシャドウさんは気が小さいので直接注意はできませんでしたが、せめてもの意思表示として、試合中ずっと荷物が置いてある俺の前の席に足を乗っけてやりました(履物は脱いで)。土踏まずがほぐされて気持ちイイし。
何か言ってこないか楽しみでしたが、最後まで何も言われなくて残念でした。
ちょっと大人げなかったですかね。
さ、そんなことは置いときましょ、選手のウォーミングアップが始まりましたよ。
つい先日公式情報で加入が発表された、韓国1部リーグ浦項スティーラースからやってきたFW イ レジュンが早くもベンチ入り!
ちょっと線が細いかな~とも思うけど22歳と若く、パウロン無き今の栃木にとっては、192cmの長身が大きな武器となるハズ。
と信じて期待してるよ!
そして試合が始まります。
枝村が怪我から復帰したかと思いきや、岩間が全治8か月の今期絶望の靭帯断裂とは・・・
でも選手たちは前節甲府戦のような気迫で戦ってくれると信じて。
当然大宮の猛攻を耐え忍ぶ展開だと思っていたら、意外や意外、立ち上がりは栃木が大宮のゴールに迫るという展開。
優希が左サイドを駆け上がったり、
和希が左サイドを駆け上がったり。
和希、ペナルティーエリア前でクロスを上げると見せかけて切り返す!
すると、
切り換えしに滑り込んだ大宮の♯50畑尾選手の左前腕にボールが当たって、
前腕からバウンドしてさらに二の腕にボールが当たった!
当然ハンドと思いきや、笛は吹かれず。
前腕~二の腕と、ダブルハンドっしょ。
どうぞみなさん、気のすむまで何度も画面を上下にスクロールさせてみてください。
シャドウさん撮影の写真判定によりますと、明らかにハンドでした!
思えばここから主審の不可解なホイッスルは始まっていた。
完全に大宮寄りの判定が最後まで続いた。
主審の判定がどうであれ、ここからは大宮の猛攻を耐え忍ぶ、いわば予想どおりの展開となった。
ドンピシャでヘッドを決められるも、枠の外に大きく外れたり、
ちょっとタイミングがずれれば失点してしまいそうな、ゴール前への大きなクロスを跳ね返し。
手に汗握る防戦一方の前半戦、何とか0-0で切り抜けた。
課題である立ち上がりと前半終了間際の失点がなく、ホッと一息。
となると、栃木お得意の「後半のどさくさに紛れて1点をとって逃げ切る」作戦が発動されるに違いないと期待を持ってハーフタイム。
あとは後半の入りと、後半のアディショナルタイムさえ集中できればなんとかなる、そして隙あらば得点して勝点3をゲットじゃぁ~と迎えた後半戦。
当然のごとく大宮の猛攻。
そして後半10分、大宮♯22ファンマへの縦パスに反応した藤原と田代が絡み合いファンマが倒れる!
何と藤原にレッドカード。
ちょっとレッドはないんじゃないの?と思っても、決定事項は覆らない。
ここから10対11の戦いを余儀なくされた栃木、最初から防戦一方だったけど、守りを固めるしかなくなった。
ベンチではヘニキが準備を始めました。
寺田に代わって投入されます。
でも栃木だってたまには大宮ゴールに襲い掛かりますよ。
数少ないシュートシーンの一つ。
しかし大宮ってすごい。
ここに来て交代で入ってくる選手がシモヴィッチとバブンスキーだよ。
なんだよそりゃ、かなわんよ。
シモヴィッチ封じに今季初出場となるDF菅和範が投入されました。
気合入りまくりの菅ちゃん、ちょっとユニ引っ張りすぎじゃね?
何度もハラハラしたよ。
後半アディショナルタイムは3分。
残すアディショナルタイムの課題、3分耐えてくれれば。
もう攻められまくり。
ほぼ終了間際でのユヒョンのパンチング2連発にはシビレた。
これにはサッカーを殆ど知らないザーさんも興奮したらしい。
耐えて耐えて耐えて試合終了!
攻められまくった試合後のユヒョン、こうやってへたりこんでしまう光景がおなじみになってしまった。
栃木らしい試合と言ってしまえばそれまでだけど、今節の試合は走って体を投げ出して、チャレンジャー精神むき出しにして戦った。
感動して涙があふれてきた。
いいんだ、カッコイイ試合ができなくたって。
いいんだ、防戦一方の試合だって。
おらが街のサッカーチームの選手たちがなりふり構わず戦う姿、果敢に格上のチームとの勝負に挑んだ選手の姿、これを観にきてるんだよ。
さすがに県民の歌はないけれど、ゴール裏は勝ったかのように大騒ぎ。
こんなにスコアレスドローで興奮&感動したのって初めてだった。
これだから栃木SCの応援はやめられない。