2021シーズン サッカーJ2リーグ第9節 栃木SC VS アルビレックス新潟
21日(水)は平日ナイターでの開催。
15時から休暇をとって、後輩Y君と ”カンセキスタジアムとちぎ” へ。
まずはビールで前祝い。
プハ~!
(後輩Y君に強制的に運転を任せているので、ガンガン飲みながら観戦できるのだ。)
この日は栃木SCが「働き方改革DAY」と銘打ち、名刺を持参するとバックB席のチケットが1,000円で購入できるという、まるで我々のために用意されたような企画が実施されたのでした。
時間に余裕があったので、はじめて上層席まで行ってみました。
これはこれでDAZN目線で観戦できて、アリかもしれませんね。
でもグリスタが恋しいです。
さて自分の座席、132エリアに移動します。
選手たちもウォーミングアップに出てきました。
矢野も37歳、いつも献身的に前線での守備に90分間走りまくっていて、少し休んでもらいたいくらいだが、古巣新潟を相手に闘志を燃やしているに違いない。
さすが新しいスタジアム、照明もしっかりしていてグリスタよりも遥かに明るいです。
敵地栃木に平日にもかかわらず駆け付けた新潟サポーター。
対する栃木は、
ゴール裏はチト寂しいですね。
(ちなみにこの日の入場者数は2,900人強でした。)
そうこうしていると選手入場のお時間がやってまいりました。
やったれ栃木SC!
試合前には、4月13日に亡くなられた栃木SC顧問の上野佳昭さんのご冥福を祈り、全員で黙祷を捧げました。
俺は上野さんを知りませんが、俺にとってかけがえのない、栃木SCがある生活の礎を築いてくださった方に対し、感謝の念をもって黙祷しました。
よし、気持ちを切り替えてキックオフだ。
上野佳昭に勝利を!
試合開始直後からパスを繋ぐ新潟に対し栃木のハイプレスがハマり、面白いように新潟のコート内で栃木が守備を展開し、新潟ゴールを脅かします。
今日も栃木ペースの試合が見られそうでワクワクの展開です。
と思いきや前半8分、新潟♯33高木の右からのクロスに、中央に走り込んだ♯39矢村が
オーバーヘッドのゴラッソ!
ワンチャンスを確実に決められてしまいました。
すると、栃木の選手が下を向く暇を与えないくらいすぐに、栃木のゴール裏から、
「ドドンドドンドン(トーチギSC!)ドドンドドンドン(トーチギSC!)」と太鼓が鳴り響いた。
これにはゾクゾクっときましたね。
「いやいやまだまだ全然イケるゾ!ここまで通り攻め続けろ!」っていうゴール裏からのメッセージにとれましたよ。
グッジョブゴール裏!
それが奏功してか、栃木の選手も必死にボールに食らいつきます。
素早い寄せに、新潟も後ろでボールを回すことしかできません。
そして迎えた前半25分、右からのコーナーキック、面矢がショートで松本にパスをすると、松本がダイレクトでクロス。
ペナルティーエリアに入るか入らないかの中央で待ち構えた森のヘッドがキーパーの頭上を越え、
GOOOOOOOAL!
飲水タイム前のイイ時間帯に追いついた!
このあとアクシデントが発生、優希が座り込んだ。
イエローをもらったプレーの後、左脚を気にしている感じがしていたけど、ハムストリングをやっちゃったみたい。
ベンチでは久々の上田が準備、優希に代わってイン。
ここから先も栃木が攻め続け、前半は1-1で終了することになりますが、ホッケーのアスリートだったY君は「栃木面白いサッカーしますね~」と感激していました。
四角いコートでの球技を見る目は俺よりもY君のほうがあるでしょう、そんなY君をも惹きつける栃木SCの真骨頂 ”ハイプレス&ショートカウンター” が発揮された前半戦でした。
(けど栃木SC自体は絶対俺のほうが知っている、と負け惜しみでも言っておこう。)
後半いってみよ。
後半もほぼ栃木ペースで新潟陣内でのゲームが続きます。
後半9分、ルーキー松岡に代わり有馬が投入されました。
松岡の思い切りのいいプレー、そしてやってやるぞ感がみなぎる表情、スゴク良かったです。
そしてその瞬間はやってきた。
後半11分、新潟陣内右に攻め込んだ栃木、上田のパスを松本がダイレクトで縦に送り、走り込んだ森がクロス。
GKに弾かれた球を中央のジュニーニョがシュート!
またもDFに弾かれるも、走り込んでいた面矢が丁寧に左足を振り抜きシュート!
GOOOOOOOAL!
ルーキー面矢、プロ初GOOOOOOOAL!
このまま栃木ペースで試合は続く。
もしかして勝てるんじゃねぇ?勝っちゃうんじゃねぇ?という思いのまま、5分という長いアディショナルタイムに突入。
この頃からジワジワと新潟が栃木陣内で試合を運びだしまして、右CKから
♯35千葉のヘッドで同点に追いつかれてしまった・・・
2-2で試合終了。
う~ん、なんかもったいなかったと言えばもったいなかったし、よくぞ首位新潟と勝点1を分け合ったとも言えるし。
でも躍動感あふれる栃木のサッカーが見られて清々しい気持ちのほうが強かったかな。
こういったサッカーをやっていけば、必ずイイ成績を収められるんじゃないのかな~と思えた第9節でした。