鳴虫山(日光)

 

8日(土)は久々の山歩きです。

f:id:shadowth:20210522165713j:plain

土曜日の朝9時前、日光の地に電車でやってまいりました。

 

訛ったカラダを鍛えなおす計画の2021年、まずは「駅からハイキング」的なチョロい山に登って、体を慣らす計画です。

f:id:shadowth:20210522170356j:plain

時間帯のせいなのか、コロナ禍だからなのか、世界的観光地の日光のメインストリートも閑散としていますね。

(奥に見えるのが日光連山、もう少ししたら登ってみよう。)

 

駅から歩くことわずか数分、

f:id:shadowth:20210522170623j:plain

スタート地点にやってまいりました。

 

本日登る山はこんなカンジです。

f:id:shadowth:20210522170716j:plain

日光市街の御幸町(ごこうまち)側から登って、世界遺産エリアの憾満ヶ淵(かんまんがふち)側に下る山行です。

 

ここからマスクを外し、登りはじめです!

 

今年は暑くなるのが早かったので、ツツジは見頃を過ぎているかな~と思いましたが、

f:id:shadowth:20210522181154j:plain

登り始めてスグに咲いているのを発見。

 

もしかしてまだ咲いているかと思い、RICHO GRⅢに加え、Fujifilm X-T1(& XF60mmF2.4)を持ってきてヨカッタ。

f:id:shadowth:20210522181424j:plain

X-T1は栃木SCの試合以外で撮るのが久々だけど、ボディ上面の感度とSSを調整するダイヤル(とレンズ本体の絞り調整リング)はホント使い勝手がイイな~と、改めて実感しました。

 

もしかして一番イイ時期に来ちゃったかも。

f:id:shadowth:20210522182050j:plain

f:id:shadowth:20210522182725j:plain

f:id:shadowth:20210522182742j:plain

咲きほこるツツジ群。

 

山の力強い生命の息吹が、これでもかとシャドウさんを襲ってきます。

f:id:shadowth:20210522182808j:plain

トウゴクミツバツツジはまだツボミのものもあるので、もう少し楽しめるかもしれません。

 

さて山のほうはと言いますと、

f:id:shadowth:20210522191901j:plain

最初はこんな檜の樹林帯を歩いていきます。

 

最初のピーク、神主山(こうのすやま)に到着。

f:id:shadowth:20210522192019j:plain

ちょっとここらで異変?が。

 

鳴虫山って、電車でアプローチでき市街地から気軽に登れる山として人気がありますが、それゆえ ”簡単・お手軽・お気楽” な山だと思われているフシがあって(まぁ確かにそうなんだけど)、毎年のように遭難だの滑落だので、地元新聞の事件事故欄を賑わせているんですよ。

標高が高くないから甘く見てしまうんだろうと思うけど、意外と険しい場所があったりするんで、初心者がナメてかかると危険だったりもします。

 

この日のシャドウさん、そんな「勘違い山登ラー」とは一線を画していると自負して臨んだのですが、加齢に加えコロナ禍の自粛生活により、想像以上に体力が減退していたのでした。

 

神主山あたりまで来た頃、なんでこんなトコ?っていう場所(右ひざ裏の外側)がつりそうになって、危うく普段馬鹿にしていた「勘違い山登ラー」になってしまうかと焦りました。

f:id:shadowth:20210522193008j:plain

ここで ”錦織圭監修” のエネルギーゼリー飲料の登場です。

 

実はこの日、いつもより少し早く(4時頃)目覚めまして、JR東日本のCMのように「そうだ、京都に行こう」かの如くふらっとやって来たのですが、あまりにも久々の山行で、普段山に行く時の持ち物を忘れまくりだったくせに、何故かいつもは持っていかないこんなモノがザックに入っていたのでした。

 

このゼリー飲料のお陰か、なんとか持ちこたえて先に進むことができました。

f:id:shadowth:20210522193519j:plain

登山道の途中から日光の街並みが見えるくらい、本当はチョロい山なんですけどねぇ。

 

このあたりから、延々と木の根っことの格闘になります。

f:id:shadowth:20210522221229j:plain

足が引っかかって滑ることなく歩けますが、足をくじきそう。

こういったワナに初心者はやられてしまうのかもしれません。

 

登り始めから約2時間

f:id:shadowth:20210522221554j:plain

鳴虫山のピークに到着。

 

ここまでは殆ど人と会わず、ノーマスクで気持ちいい山歩きでしたが、この狭い山頂に70歳代のジジババグループがワンサカと、飯を食いながら大声で喋りまくっていたので、山銘板だけササッと撮って、立ち止まらずに通過しました。

 

ここからは下りながら上りながら、だんだん高度を下げていきます。

f:id:shadowth:20210522222550j:plain

かつて最大の難所だった、土が剝き出しでメチャクチャ滑りやすかった所には、立派な階段が設置されていました。

 

これはこれで助かるけど、山は自然と人間が対峙する所であって、なんかこういうのは好きじゃありません。

きっと「危険だから何とかしろ!」とか勘違い山登ラーが行政に文句でも言うからなんでしょうけど、山って自己責任で行くもんだとワタクシは思うのです。

 

相変わらず花がキレイです。

f:id:shadowth:20210522223035j:plain

写真左下にうっすら写っているのは栃木の名峰、男体山

 

次なるピーク、合峰に到着。

f:id:shadowth:20210522223228j:plain

おそろいのTシャツを着た2人組が休憩していました。

こここも山銘板だけをササッと撮って通過。

 

このへんはガレてます。

f:id:shadowth:20210522223452j:plain

基本的に眺望は良くない山です。

 

下ったり上ったりを繰り返し、最後のピーク、独標に到着。

f:id:shadowth:20210522223647j:plain

下界から聞こえてくる車の音も大きくなってきました。

 

山頂から1時間30分で下山。

f:id:shadowth:20210522223849j:plain

f:id:shadowth:20210522223800j:plain

ふり返ると今歩いてきた山が。

 

全行程3時間30分、久々の運動でヘロヘロ。ここに布団があったら寝たいくらい。

 

少し歩くと憾満ヶ淵の化け地蔵に到着。

f:id:shadowth:20210522224035j:plain

このあたりが自然界(山)と人間界(観光地)の境界線になりますでしょうか、マスクを装着しました。

 

さらに歩くと世界遺産日光の社寺” エリアとなります。

f:id:shadowth:20210522224554j:plain

ここは西町、オシャレなカフェなんかがあります。

 

さらに歩くと思いっきり観光地になります。

f:id:shadowth:20210522224747j:plain

神橋(しんきょう)なんか写真撮っちゃったりして、観光客みたくなってしまいました。

 

加齢とコロナ禍の自粛生活で体力が相当減退しているシャドウさん、日曜日から水曜日まで強烈な筋肉痛に見舞われました。

こりゃしっかりトレーニングしなきゃ、ただのオッサンになってしまうな。

(どこからどう見てもただのオッサンですけど)

 

にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村