田坂和昭監督、2021シーズンで栃木SCを去る。

 

この1ヶ月はネタがありつつ記事更新をサボってしまい、時系列が前後してしまいますが、この記事は割り込ませねばなるまい。

 

12月1日(水)、クラブから田坂和昭監督が退任する情報がリリースされました。

2019シーズンから3シーズン栃木SCを率いた田坂監督、3年の契約期間満了のようです。

 

f:id:shadowth:20211203175708j:plain

2019シーズン第42節 フクアリ歓喜で涙する田坂監督

 

ふり返れば、期待に胸を膨らませた2019シーズンは、まさかの19位と薄氷を踏むJ2残留劇。

コロナ禍で中断期間があったため、ハードスケジュールの中で試合をこなした2020シーズンは、ハイプレス&ショートカウンターという戦術が見事にハマり、10位と躍進。

そして2021シーズンは、開幕3連敗という暗雲立ち込めたスタート、そして常に降格圏前後で順位が推移しつつありましたが、終盤になるにつれ安定したチームとなり、1試合を残した第41節でJ2残留を確定(順位は13~15位確定)させました。

 

サポーターの中では2019シーズンからずっと解任論が叫ばれていたように思いますが、俺は2020シーズンからの田坂栃木のサッカーが好きでした。

戦術ゆえの低いボール支配率。40%を下回るのは珍しくなく、40%を上回っていると不安になるほど。相手が完全にボールを支配しつつも、プレーエリアは相手陣内という展開が痛快でした。

J2界隈では「レベルが低いサッカー」とか「ただ前にボールを蹴り出すだけ」とか、散々な評価を目にしましたが、そんな変わったチームがあってもイイんじゃないの?と思ったし、それが自分が応援する栃木SCだったことは、ある意味ファンとして胸を張れるものでした。

お陰でこの2シーズンは楽しいサッカーを見せてもらえました。

 

逆にどこかのJ2チームの監督になられたら厄介かな、とは思うけど、3年間栃木SCの監督お疲れ様、そしてありがとうと、今はお礼をしたいと思います。

 

ありがとう、田坂和昭

 

にほんブログ村 サッカーブログ 栃木SCへ
にほんブログ村