袈裟丸山(桐生市・日光市)
11月6日(土)は、群馬県桐生市と栃木県日光市の県境にある袈裟丸山に。
塔ノ沢登山口に到着。
国道122号、群馬県桐生市の沢入(そうり)から山に入った道を進むと、初めに塔ノ沢登山口への分岐があり、分岐せず進むと折場登山口へと進みます。
折場登山口からのほうが登りが少なくてすむため、折場登山口のほうが人気があるようですね。
だがしかし、ドMなシャドウさんは、より累積標高差を稼げる塔ノ沢登山口から袈裟丸山を目指したのであります。
シャドウさんが調べたところでは、塔ノ沢登山口から袈裟丸山の往復累積標高差は、1,300mオーバーなはずです。
11月初旬といえば、もう相当寒い登り始めです。
「寝釈迦(ねじゃか)入口」とありますが、ここ塔ノ沢登山口から袈裟丸山に登りますと、途中に寝釈迦を見ることができるんですね。
登山口から1時間弱、寝釈迦ポイントに到着。
歴史はきちんと勉強しましょうね。
寝釈迦はメッチャ大きな直方体状の岩の上部に彫られていまして、その大きな岩の端が階段状に削られていて、上部に登ることができるようになっています。
一応大きさの比較としてザックを置いてみました。
10年くらい前にココに来たことがあって、足場が限られていて広角レンズじゃないと収まりきらないのを覚えていたので、コレを撮るためだけに FUJIFILM X-T1&XF10-24mm の組み合わせを持ち出しました(普段山に持って行くカメラは RICOH GRⅢです)。
寝釈迦から歩を進めること約1時間。
賽の河原に到着。
賽の河原でお気楽コース折場登山口と合流します。
能書きは写真のとおりです。
スタートから約2時間歩いてきましたので、
ギョニソータイム!
ギョニソータイムを終え、先に進みます。
こんな賽の河原っぽい所を2か所ほど通過しました。
するとなんか頂上クサい風景が見えてきました。
標高1676mの ”小丸山” でした。
賽の河原から約40分。
それなりの広さのスペースが広がっていて、皆さん思い思いに休憩したり写真を撮ったりしています。
まずはバナナでカロリーチャージを。
見晴しがそこそこイイのでパチリ。
中央からやや右に見えるのが皇海山でしょうね。
ちょっと休憩したら小丸山から降下して先に進みます。
小丸山から下りきった鞍部。
黄色い構造物は、袈裟丸山のレビュー記事でよく出てくる避難小屋ですね。
登山道上から広角レンズで撮るとこんなカンジになります。
ここは栃木県と群馬県の県境をトコトコ登る山なのですが、
登山口は群馬県側にあるからか、道標や簡易標識は全て群馬県側が整備しているみたいです。袈裟丸山は一応栃木百名山でもあるんだけどね。
袈裟丸山に向けて最後の登り。
最初は腰高ほどある笹薮を越え、樹林帯の急登を越えていきます。
山頂手前で視界が開けます。
もう1ヶ月以上前の出来事なので、いったいどっち方面を撮ったのか忘れてしまいました。
小丸山から1時間弱、
目指す袈裟丸山に到着しました。
袈裟丸山って複雑?で、ココは前袈裟丸山と言うらしく。
この先まで行くと後袈裟丸山に行けるみたいですが、その道中の風化が激しく、群馬県側は「通行禁止」とおっしゃっております。
が、10年程前に来た時の写真を見返したら、しっかり後袈裟丸山まで行っていたのはナイショです。
その時の写真。さらに進めば奥袈裟丸山だけど、その時はココから引き返しました。
ザーさんと一緒だったから行っちゃったんだろうけど、記憶は曖昧です。
若気の至りということでお許しを。
ということで、この日眺めるだけにとどめた後袈裟丸山。
前袈裟丸山からはこんな眺めなのです。
そして昼メシタイム!
カップヌードルBIGシーフード!
昼メシ食ってさて下山。
小丸山でアミノ酸チャージ
ピストンなんで行きの道をそのまま帰るだけなのですが。
こんな沢を何度か渡り~の。
でも油断するとたまった落ち葉に騙されて、沢に足を落とすことになるのが、秋ですよ。
つうことでフィニッシュ。
距離にして13.3㎞、累積標高差が1,389mということなので、なかなか長い6時間40分を要しました。それだけ脂肪燃焼できたんだからヨシ。
下山後は国道122号沿いのレトロ自販機まで。
いくらなんでも250円って安すぎるだろうという「ひもかわうどん」を食って退散!