健康診断2019

 

8月2日(金)は、年に一度の健康診断。

健康診断の日は仲間と休暇をとって、健診終了後に遊び(飲み)に出かけるのが恒例行事となっております。

 

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ところが、みなさんは忙しい中間管理職(俺は違うけど)。

今年はそんなんで予定が合わず、一人寂しく健康診断という名の年次休暇を過ごすことに。

 

というわけで、健康診断が終わった後どうしようかと少し考えました。

行きたかったあの店にメシを食いにいこうかとも思ったけど、車だと酒を飲めない。

一人じゃわざわざ電車で行くほど気分が盛り上がらない。

 

そうだ、あそこだ!

 

ウチからこの暑さの中歩いて行ける範囲にあるお食事処、尚且つ酒が飲めて俺のわがままが通用する店といったら、あそこしかない!

 

というわけで近所の老舗蕎麦店へ。

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ちわ~っす。

時刻は11時20分、まだ客は誰もいません。

俺のわがままを通すのにピークタイムを外したのだ。

 

暑いからね、まずビールですね。

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 いや~、アイツらがセコセコ仕事をしていると思うと余計にウマイ。

 

頼んでもいないのにチャーシューが出てきた。

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ウメ~!

何を隠そうココは蕎麦屋なのにラーメンが美味いのだ。

その美味いラーメンの源となるこのチャーシュー、美味くないハズがない。

 

注文した「カツ煮」きました~。

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ちなみにこの店に「カツ煮」というメニューはございません。

(チャーシュー ”のみ” もメニューにはありません。)

 

では、いただきます。

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ウメェ~!

まあ何の変哲もないカツ煮(とは言いつつ、肉はこれまた近所の精肉店から仕入れてるので間違いない豚肉)なんだけど、トロトロ卵と蕎麦屋ならではのダシがマッチしてウマイんです。

 

ちなみにこの店の看板メニューは「ラーメン」と「カツ丼」です。

 

ビールを飲み終える頃、シメの蕎麦を頼もうと思っていたところに、またまた注文していないヤツが運ばれてきた。

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だったらもっと早く出してくれよと思いつつ、飲んじゃいました。

アルコール度数9%はこの時間にはキツいな。

 

ゴクゴク飲めないからマンガでも読みながらマッタリと。

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普段はマンガを読まない俺ですが、「こち亀」と「ゴルゴ13」は大好物です。

 

やっと蕎麦にたどり着きました。

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夏に獲れる新蕎麦、早刈りなので蕎麦が緑がかっているのがわかりますかね。

 

では、いただきます。

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うまいぃ~。

 

昔は「夏蕎麦は犬も食わない」と言われていたそうですが、栽培・流通・製粉技術が進んだ現代には当てはまらないね。

俺にとって当たり前の環境だけど、これって贅沢なんだよな。

 

最後は蕎麦湯。

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イイ味してるね、大将!

 

しかし「瓶チューハイボール」が余計だった。

昼からほろ酔いよりも更にチョイ酔いとなってしまったシャドウさん、家で気持ち良~く昼寝をかましました。

 

こんな日もたまにはイイけど、健康診断の日はやっぱりみんなと楽しみたいもんだなぁ。

 

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令和元年 相馬野馬追

 

前から見てみたいと思っていた「相馬野馬追」。

 

相馬中村神社(相馬市)、相馬太田神社南相馬市原町区)、相馬小高神社(南相馬市小高区)の三妙見神社を所縁とする騎馬隊が南相馬市の雲雀ヶ原祭場地に集結して行われる、鎌倉時代から続く世界最大の馬の祭典だ。

 

俺にとって初めてとなる相馬野馬追は、7月27日(土)28日(日)にかけ、フミさんとコシやんと3人で行ってきた。

 

「宵乗り」(7月27日)

「宵乗り」とは、一般的に言う「宵祭り」とか「前夜祭」なんでしょうね。

 

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双葉食堂でウマいラーメンを食ってから雲雀ヶ原祭場地へ。

 

しっかし暑いっ!

野馬追に行ったことがある人にその感想を聞くと、1番目に「暑い」、2番目が「スゴい」だったけど、マジで暑い。

そんな雲雀ヶ原祭場地には14時から始まる「宵乗り競馬」に向け、続々とお馬さんたちが集まってきています。

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Fujifilm X-T1 & XF100-400mm)

カッコイイ~!

 

こんなおじいさん(失礼!)もシャキッと馬に乗っているし、中学生くらいの女の子も馬を手なずけて乗りこなしている。

なんなんだこの地域は。

 

「宵乗り競馬」が始まった。

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Fujifilm X-T1 & XF100-400mm)

最終コーナーを立ち上がり~

 

ホームストレートへ!

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Fujifilm X-T1 & XF100-400mm)

迫力あるぅ~

 

コントロールラインを通過し、ゴール!

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Fujifilm X-T1 & XF100-400mm)

こんな感じで何レースかが行われました。

 

レースを終えた馬はコントロールラインに戻り、

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Fujifilm X-T1 & XF100-400mm)

着順札を審判からもらいます。

 

1番札(だと思う)をゲットした騎手、

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Fujifilm X-T1 & XF100-400mm)

やり切った男の顔はイイ表情してるね。

 

馬場内部の芝生地には、たくさんの馬が集結していた。

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Fujifilm X-T1 & XF100-400mm)

思い思いの衣装を身に纏い、こんな暑さなのにそれを微塵も感じさせない、まさしく騎馬武者だね。

 

「本祭り」(7月28日)

本祭りは「甲冑競馬」と「神旗争奪戦」が行われる。

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(RICHO GR)

10時の号砲とともに、この道を通って会場の雲雀ヶ原祭場地へ続々と騎馬隊が入場してくる。

 

今日も暑いゼ!

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(RICHO GR)

プハ~!

今日はコシやんが運転手だからダイジョウブ。

サンキュー、コシやん!

 

号砲からややしばらくして、騎馬隊がやってきた。

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(RICHO GR)

 

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(RICHO GR)

 

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(RICHO GR)

あまりに馬が多くて感覚がマヒしてきた。

 

祭場地はお客さんでビッシリ。

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(RICHO GR)

暑い中ご苦労さんです。

 

馬もイッパイ集まってきだどぉ~

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(RICHO GR)

こんな暑くて馬ダイジョウブか?

 

小高い丘の上では神事が執り行われていた。

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(RICHO GR)

クソ暑い中、ここだけが静寂に包まれています。

 

甲冑競馬が始まりました。

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(RICHO GR)

昨日の宵乗り競馬と違って、甲冑に身を固めた騎士が大きな旗をなびかせての競争です。

面白いのが、この旗が折れた騎手はたとえ1位でゴールしても失格になってしまうのだ。

それだけお作法が重んじられている祭典なんだろうな。

 

昨夜降った大雨で馬場はかなりぬかるんでいた。

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Fujifilm X-T1 & XF100-400mm)

走り終えた騎手はことごとく顔にドロを被っている。

スタートからゴールまでトップを快走できれば大丈夫なんだろうけどね。

 

こちらの騎手も。

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Fujifilm X-T1 & XF100-400mm)

でもやっぱりやり切った顔はイイ!

顔についた泥は戦士の勲章だ!

 

宵乗り競馬同様、着順札を審判席でもらいます。

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Fujifilm X-T1 & XF100-400mm)

出場者としてこれ以上ない栄誉なんでしょうね。

 

さ、いよいよ祭りのクライマックス、神旗争奪戦が始まります。

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Fujifilm X-T1 & XF100-400mm)

各々ベストポジションを探って待機をしています。

 

決戦の地に神旗が込められた花火が打ち上げられました!

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Fujifilm X-T1 & XF100-400mm)

ヒラヒラと神旗が舞い降りてくると、一斉に騎馬が群がります。

(群がる瞬間は撮れませんでした。)

 

神旗をゲットした騎手さん。

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Fujifilm X-T1 & XF100-400mm)

観覧席でもある丘をジグザグと駆け上がっていきます。

 

誇らしげにゲットした神旗を観衆に向けて高々と掲げます。

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Fujifilm X-T1 & XF100-400mm)

この人はイイ一年を過ごせることでしょう。

 

観戦を終えて

想像以上にスゴかった「相馬野馬追」。

だいたい地域に馬に乗れる人があんなにいるなんて考えられない。

 

仮に馬に乗れる人をほうぼうから集めて同じような祭りをやろうとしても、おそらくできないんじゃないの?と思う。

鎌倉時代から続く伝統の祭りだからこそ、地元の理解を得られているんじゃないのかな~って、しみじみ感じました。

だって交通規制が行われている会場周辺だけでなく、その周りの道路もそこかしこに祭場地へと向かう馬がパッカラパッカラ歩いているんだもん。

 

この期間は馬は神様なんだろう、当然車は馬が通りすぎるのをやり過ごしてから走ります。

今時そんなのやろうとしたら苦情の嵐だよね。

そこらじゅうバ〇ンだらけだし(笑)。

ずっと下を向いて歩かないとキケンですよ。

 

今年は久々に騎馬数が400を切り、395だったとか。

脈々と続くこの祭り、近年は震災からの復興を象徴する一面もあるだろう。

この祭り、絶やしたら二度とできまい。

いつまでも続いてほしい、国指定重要無形民俗文化財でした。

 

しっかしクソ暑いっ!

これだけはなんとかしてほしい。

(自然条件なんで無理ですよ~)

 

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華園(相馬)

 

7月27日(土)の宿泊地は福島県相馬市。

お隣の南相馬市から移動してきました。

 

相馬に来るのはあれ以来だ。

 

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あの焼肉屋は宣言どおり閉店していた。

 

 

この日の夜はちょっとしたパーティーに参加した。

参加者にあのデザイナー山本寛斎がいたのにはビビッたよ。けっこうな歳だろうにドハデなスーツを着ててカッコよかったな。

俺もあんな歳のとりかたをしたいもんだ。

 

パーティーが終わると、あまり酒が強くないフミさんはそそくさとホテルに帰ってしまった。

ほんとにちょっとしたパーティーだったので腹が減ってしまったシャドウさん、コンビニに何か買いに行こうかな~と思ったその時、ホテルのすぐそばにあるお店が目に入ってきたのでした。

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くたびれた外観にソソられます。

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このサンプルを見たら、もう中に入るしかないっしょ。

 

ということで「華園」というお店にイン。

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時刻は21時近く。

食べ終えたお客さんが出てはまた新たにお客さんが入ってきて、地元の方の憩いの場のようですよ。

オヤジさんが一人で切り盛りしています。

 

あ~今日は暑かった!

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冷たいっ!プハー。

 

メニュー① 麺類

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メニュー② ご飯類

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メニュー③ 一品料理

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どれも美味しそうだけど1人だし一応小腹は満たされてるし、一シナに勝負をかけるしかないな。

 

迷ったけど、最初に店前のサンプルを見た時ビビッときたメニューを注文した。

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きました、五目焼きそば!

サンプルに偽りナシのビジュアルだ。

 

では、いただきます。

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ウメ~!

しっかりと中華鍋で焼かれパリパリとモチモチがある麺に、しっかり魚貝のダシがきいたアッツアツの餡がからまって最高!

 

具だくさんです。

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こういった具の時、1個しかないウズラを食べるタイミングって迷いません?

シャドウさんはどうしても後半まで残してしまいます。

 

最後は麺でしっかりと餡をすくってフィニッシュ。

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ごちそうさま。

全くのノープランでこういった名店がヒットした時ってチョー気持ちイイ。

 

いわゆる団塊の世代の方々が経営されている昭和の街中華、今後ある時期から一気に数が減りそうでコワい。生き物じゃないけど絶滅危惧種だよね。

シャドウさんはいつまでこういった店に満足させてもらえるのでしょうか。

美味しくて大満足だったけど、一抹の不安がよぎってしまいました。

 

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