2018 FIM トライアル世界選手権 第2戦 ストライダー 日本グランプリ(ツインリンクもてぎ)
6月2日(土)3日(日)に、ツインリンクもてぎで開催された、トライアルの世界選手権を、2日(土)に観に行ってきた。
13時から観戦できる「アフタヌーンチケット」なるものが、前売りで1,500円だったんでね。
そしてここ1年くらい、トライアルバイクが欲しいな~って思ってたもんで、購入に勢いをつけるためにも、ね。もてぎに来たのは実に3年ぶり。
かつてレース観戦をマメにしていた頃は、全日本ロードレース選手権を中心に、全日本モトクロス選手権、ロードレース世界選手権、そしてトライアル世界選手権などを追いかけて、関東~東北のサーキットへと足繁く通ったものでした。
思い起こせばレースにはまった中学~高校時代、姉に連れてってもらった筑波での全日本ロードレース選手権、初めて生で観たレースが衝撃的で。
当時テレビ東京で土曜日の夜に放送されていた「モーターランド2」での映像しか見たことがなかった俺は、実際に見るバイクの速さと爆音と2ストオイルの焼けた匂いに、心を撃ち抜かれてしまったのでした。
バブル景気真っ只中だった当時はレース専門誌がいくつも発刊されていましてね、将来は雑誌社に就職してレース部門に所属し、取材&編集の仕事をすることが夢になっていったシャドウ少年だったのです。
ま、俺の学力?ではムリムリな夢だったんで、夢破れてウン十年が経過しオッサンとなった今、ブログ主となって、取材&編集の仕事を無給でやってるワケであります(笑)
さ、それはさておき、早速観戦観戦!
場内に設けられた1~15のセクションを1日に2回まわって行われる競技、アフタヌーンチケットは丁度2回目から観戦できます。
俺はセクション1から順に観ていき、セクション13で腰をすえてじっくり観戦しましたよ。
これはセクション4だったと思う
♯244は ”トライアル2” クラスに参戦の小川毅士選手ですね。
続いてはセッション7での様子
♯241 ”トライアル2” クラスの山中悟史選手が果敢にヒルクライム!
セクション8
♯312 ”トライアル125” クラスのビリー・グリーン選手(英)が丸太越えに挑む。
上から見下ろすこともできるセクション11
”トライアル125” クラスの♯334は、ジュリアン・カマス選手(仏)
トライアル125クラスは、若手登竜門的なクラスなんでしょう。
そして辿り着いたセクション13で、じっくりと観戦。
♯224 ”トライアル2” クラスのフランセスコ・モレト選手(西)
ウィメンクラスに参戦の♯101エマ・ブリスト選手(英)
ウィメンクラスのライダーたち、美人さんが多くてビックリしましたね。
みなさんスラッとした体形でハツラツとした女性ばかりでした(そりゃ、ブーデーじゃ競技にならないか)。
セクション13は難易度が高く、クリーン(減点0)の選手はなかなかいませんです。
減点1くらいでも、会場は拍手に包まれておりますぞ。
そして ”トライアルGP” クラスの選手が続々とセクション13にやってまいりましたよ。
世界に誇る日本のトライアルライダー、藤波貴久登場!
難関コースの下見を入念に行っております。
話は逸れますが、2輪モータースポーツって日本ではマイナーで、国内の選手権を戦っているくらいじゃ飯が食えないんだと思うけど、海外(特にヨーロッパ)では、2輪レーサーの地位ってかなり高いんだよね。
この ”フジガス” こと藤波貴久しかり、90年代にロードレース世界選手権250ccクラスで年間チャンピオンになった原田哲也しかり、日本じゃ誰も知らない(失礼!)けど、ヨーロッパじゃ英雄だもんね。
原田哲也なんて、あのサッカー選手「中田英寿」よりもイタリアでは有名だからね。
フジガスもスペインじゃぁ超有名人だしね(ジャンクSPORTSで浜ちゃんに「何してはる人?」ってイジられてたっけな)。
あ、すんません、ちょっとアツくなってしまいましたね。
そしていよいよフジガスがセクション13にトライ!
序盤は難なくクリアします。
が、
このあと最後の難関で失敗し、減点5。
ワイルドカード(開催国枠)で参戦の♯98黒山健一も
やはり最後の難関に失敗し、減点5。
セクション13をクリーンで通過した選手はGPクラスでは2人しかいませんでした。
そして最終セクション15に移動して
フジガスの雄姿を応援するものの、敢え無く失敗。
でもこの日は3位で終了していたみたい。さすがだね。
1,500円で満喫したもてぎでの半日を終え、帰路につくシャドウさんは車中でこう思ったのでした。
トライアルバイク、買うっ!