つる味(宇都宮)
13日(金)、通常お盆期間は会社が休みの妻に合わせ、自分も夏季休暇をとってみたら、妻は仕事でした。(別にいいけど)
一日中雨予報で妻の面倒を見る必要のない休日、やることと言ったらどこかで昼メシを喰らうことくらいしかありません。
ということで、以前からこの前を通るたび気になっていた「つる味」に初めて行ってみました。
つい先日、ラーメン二郎栃木街道店に久々に行って、
期間限定新メニューの「さまし中華」を食べたのですが...
いわゆる二郎の ”ガツン” としたやつじゃなかったので、この日は壬生まで行って普通にラーメンをガッツリ食ってやろうかとも思ったけど、近場で済ませる決断を下しました。
メニュー
醤油・塩・味噌・豚骨、ラーメン・つけ麺・まぜそばなど、幅広いメニューを取り揃えています。
(ということは、中途半端な可能性も秘めています)
注文すること5分程でやってまいりましたよ。
「ガッツリラーメン」です。
(右に写るのは、山盛り野菜を取り分けるために店が用意したお椀です。)
店主はどう思っているか知りませんが、いわゆる ”二郎系” ですね。
結構な盛りの野菜とチャーシューと、テッペンにはアブラカス的なものが載ってます。
では、二郎の儀式と同様に、野菜とアブラ(カス?)をいただきます。
おぉ、ウマイ!
カス的に見えるアブラですが、食べるとしっかりアブラしてまして、野菜炒めを堪能できました。
では麺いってみましょ。
うんまいっ!
二郎の小麦香る低加水極太麺ではありませんが、おそらく店主が小麦粉にこだわったであろう、加水率高めでモチッとした風味豊かな麺です。
太さも二郎栃木街道店の細かった頃と同じくらいあると思います。
二郎と同列に語れませんが、ラーメンとして非常に美味しい麺です。
スープ
これが嬉しい誤算でして、液体アブラではあるけどブタ感がしっかり出た、それっぽいスープです。
やるな。
ハッキリ言って県内の二郎系って期待外れが多く、今まで食べた中で二郎と同列に語れるのは、「ラーメン寿々㐂」と「ラーメン武丸」だけです。
でもついに、この御三家に食い入る店が現れるか!と期待が膨らむくらいのデキですよ!
チャーシュー
ペラいのが一枚。
めっちゃチャーシューしていて美味しいけど、ペラいのが一枚だとね、何だかね。
気を取り直して、ニンニクブーストしましょう!
すりおろしの細かいニンニクです。
食べてみると、ん? 違和感あるニンニク。
パンチが加わったのは間違いありませんが、業務用のすりおろしニンニクによくある不自然な風味(調味料や保存料的な?)がスープに溶け出しました。
直系二郎で当たり前のようになっているニンニクの刻み、この有難味を改めて感じた次第です。
それなら最後の切り札、魚粉を混ぜてみよう。
この「ガッツリラーメン」は無料の追加トッピングが無い代わりに、最初からアブラもニンニクも魚粉も全部入っています。
魚粉をスープに混ぜ混ぜしてから食べてみると、ん? なんかラーメンが魚介風味で支配されてしまった。
コリャぁ大失敗。
最後は感情の起伏ゼロで食べ進め完食。
でも美味しかったですよ、ごちそうさまでした!
(野菜を取り分ける器とレンゲは使用するまでもなく)
野菜も二郎と同じかそれ以上にガッツリ盛ってあって、麺の量・クオリティ共に高く、ブタ感満載の美味しいスープ。ここまでは良かったけど・・・
ここでガッツリラーメンを食べるとしたら、「魚粉とニンニクは入れないで!」と、聞かれなくてもコールするのが吉のようです。
でもこの麺とスープを味わって感じたのは、きっと他のメニューなら(メニューも)相当ウマイのではないか、ということ。
未食のメニューを食しに、再訪必至の店がまた増えたのでした。