ラーメン二郎 栃木街道店 「さまし中華」
今日は健康診断だったので夏休みを取得し、昼メシを壬生の二郎で。
今日は栃木県のみならず、ほぼ全国的に熱中症警戒アラートが発令されていて、到着した12時5分現在、愛車の外気温計は35℃を表示していました。
栃木県は国のまん延防止措置と同等の、県版ステージ3の状態が8月2日から適用されておりまして、栃木街道店も時短営業をするようです。
そして8日(日)からは、国のまん延防止措置が栃木県にも適用されることが決まりました。
なのに駐車場には、既に緊急事態宣言が発令されている首都圏ナンバーの車が結構停まっていて、違和感を覚えずにはいられませんでした。
並びは予想していたほど激しくなく、外待ちすること約30分弱で入店できました。
ラーメン小(青・750円)と、さまし中華(緑・100円)の食券を購入、店内の待ち席へ。
前からこの日は二郎と決めていたので、先日栃木街道店のTwitterを確認したところ、7月下旬から「さまし中華」なるメニューが登場したらしい。
約4か月二郎を我慢していたから気持ち的には「ラーメン小」に野菜・ニンニク・アブラの無料トッピングでガッツリ食ってやるゼと思っていたので、かなり気持に迷いが生じました。
普通なら喜んで新メニューを試すと思いますが、Twitterの説明では「無料トッピングはできません」とのこと。ということは、野菜を増すことはおろか、ニンニクも入らないし、魅惑のアブラをトッピングすることもできません。
それじゃ何のための二郎なの?というモヤモヤを抱えながら来店したのですが、外待ち時のあまりの暑さから「暑さに免じて ”さまし中華” で勘弁してやるか」と、天候のせいにして決心したのでした。
中待ち約20分でカウンターに。食券と現金100円を置きますと、店主から「現金は~(現金は何の注文ですか)?」と聞かれたので「らっきょう」と応答。
すぐに岩下食品の「ピリ辛らっきょう」が提供されました。
岩下食品は「岩下の新生姜」で全国に知られる我が栃木県の企業です(よね?)。
「さまし中華」には岩下食品の新生姜がデフォルトでトッピングされているということなので、味変アイテムとして、そして岩下食品へのリスペクトを込めて「ピリ辛らっきょう」を追加してみました。
そして待つこと約7分、並び始めから約55分で着丼です。
さくら色の新生姜が鮮やかさを演出していますね。
普段ならアブラと野菜から食べ始めるのですが、今日は麺からいっちゃいます。
ウメェ~!
氷水ではなく普通に水道水で締められた麺ですが、醤油ベースにゴマ風味と七味的な辛味と酸味で構成されたタレをまとった二郎の麺、ウマイと言わざるを得ない。
ちなみに、ニンニクやアブラのパンチは皆無です。
野菜
基本冷たい(と言うほど冷たくはないけど)メニューですが、野菜は普通にホッカホカでマイウ~です。
新生姜が爽やかさをプラスします。
ブタ
ウメェ~!
今はそうなのか、さまし中華だからそうなのか、栃木二郎標準のブタが半分に切られていまして、結果ゴロッとしたブタが4個ほど入っていました。
期待はしていませんでしたが、オマケのブタもしっかり入っていました。
ちなみにスープはこんなカンジ。
スープと言うより汁なしの汁と言ってもいいくらいの量で、アブラ感もゼロ。
初めての注文で、どのタイミングで食えばイイかが良くわからなかった「ピリ辛らっきょう」
途中途中つまみながら食べていましたが、麺が1/3くらいになってから、汁も含めらっきょうを全て丼に投入。
結果酸味がより強まり、味変アイテムの役割を存分に発揮してくれました。
さまし中華にベストマッチだと思います。
さらにワシワシと麺・野菜・ブタを喰らい、
あ~美味かった、ごちそうさまでした!
シャドウさんは、アブラが溶け出しニンニクがガッツリ効いたスープに浸された小麦香る極太麺を啜り、野菜を摂取することで罪悪感を軽減しつつ、ガチムチのブタを頬張って、明日への活力を注入するのがラーメン二郎の各店舗に行く理由なのですが、この「さまし中華」に限ってはその理論は当てはまりません。
これほどまでにアブラを感じないながらも、スッキリサッパリした美味さを引き出す店主の手腕に脱帽です。
総評すると、食べている最中はかなりウマく、ニンニクとアブラがトッピングできないという物足りなさもさほど感じず、二郎版冷やし中華を堪能できましたが、帰路の車中でゲップをした時、ニンニクやブタ風味が追いかけてくる「二度追い二郎」を楽しむことができなかったのは残念でした。
でも、コレは年イチ食したい新メニューかな、と思います。
そして、ニンニクとアブラがトッピングできたら、夏二郎として最強メニューになるのでは?と思いますよ。
店主、なにとぞご一考を!