栃木県のシンボル 男体山(日光)
9月10日(土)は、栃木県のシンボル的な山、男体山へ。
栃木SCのホームゲームで熱唱される ”県民の歌” も「男体は希望に明けて 日の光よもにみなぎる 栃木県われらの われらのふるさと」と、男体山が歌詞に入っているし、シャドウさんの小・中・高校の校歌にも男体山は入っているし、住んでいる街の歌にももちろん入っているしと、栃木県の山と言ったら何と言っても「男体山」なんですよね。
(那須岳が鎮座する那須エリアに住んでいる人以外なら異論ないと思います)
ではなぜこれまで登っていなかったかと言いますと(20年ほど前1度登っていますが)、男体山は奥日光の中禅寺湖畔に佇む ”二荒山神社中宮祠” の境内が登山口でして、
男体山自体が二荒山神社の所有物なので仕方ないのかもしれないけど、この受付で1,000円の登拝料を納めねばならないのです。(かつては500円だったけど数年前に倍に値上げ)
ということで、シャドウさんも受付をし、1,000円をお納めしました。
そうするとこんな立派なお守りをいただけるのですが、イラナイのでもっと登拝料を安くしてほしいもんだ、とシャドウさんをはじめ多くの登山者が思っていることでしょうね。
いやでもね、日光の山々は二荒山神社の神々に護られている領域なのですよ。
なので有難く登拝料を納めて、神々のご加護を受けながら男体山頂を目指すことにいたしましたよ!
境内にある案内板
男体山は独立峰なので、富士山のようにただひたすら登り続ける山となります。
では、登拝門からまいろう。
この鳥居をくぐり、その先の門もくぐり。
すると現れるのが、石の階段。
これね、一段一段が高くて、当然ながら一段ごとに足を持ち上げる高さも高くて、地味に段数もあるし、けっこう大腿部がキツくなります。
シャドウさんのホームである霧降高原の1445段もある階段が、いかに優しい設計なのかがわかりました。
しばらく進むと一合目。
つうか、スタートの二荒山神社中宮祠が一合目だったんじゃないのかいっ!とツッコミたくなります。
ここまでもそうでしたが、
一合目からもひたすら急な直登を繰り返していきます。
すると一旦、治山工事の車両のための作業道に出くわし、
つづら折りの作業道を進みます。
クネクネ進みながら高度を上げること15分くらいだったでしょうか、
再び直登の登山道に合流しました。
石段を越えると本格的な登山道に。
とは言っても登山者が多い山だけに、進むべき道しるべがしっかり表示されています。
やっとこさ五合目。
一合目から順に表示がありましたが、二から四合目は見逃しました。
確かこのへんで、後ろから若者(男子)に追い抜かれまして、その若者と多少会話を。
シャドウ「いや、早いっすね!」
若者「いや、まぁ。 あ、そのシャツ栃木SCじゃないですか!」
シャドウ「わかりました?」
若者「わかりますよ。で、何で14番なんですか?」
シャドウ「推しの選手(当時の西谷和希)だから。」
若者「そうなんですか、自分今もサッカーやってますけど、背番号14なんですよ。」
シャドウ「へぇ~、奇遇ですねぇ~!」
なんてね。なかなか感じのイイ若物でした。
すると、今まで土と根っこがメインだった登山道の様子が変わってきました。
でっかい石、というか岩がゴロゴロの登山道。
そんな厳しい登山道も、シャドウさんにとっては楽しい登山道ですけどね。
七合目とうちゃこ。
たぶんココが八合目避難小屋。
よく遭難というか、下山不能に陥った人が駆け込むところだと思います。
(翌日に地元紙で報道されている場所かな?)
相変わらずの直登ですが、
荒れた登山道を修復した土嚢が崩れて、結局荒れている登山道。
(シャドウさんにとっては楽しい登山道)
九合目にとうちゃこ。
いよいよ山頂が間近ということでしょうか。
だんだん森林限界に近づいてきたような。
気がする。
気のせいではなく、
森林限界キタ~!
森林限界とともに地表が火山礫になってきて、まるで富士山のよう。
というか、男体山は富士山を小さくしたような山で、富士山に登るためのトレーニングとして最適な山だと思います。
登り始めから3時間弱、登頂。
この先にある剣を目指して。
この剣のもとによじ登って、みなさん一緒に写真を撮っています。
恥ずかしがり屋のシャドウさんは、他人にシャッターをお願いできず。
では、昼メシを。
今回はタンパク質多めの「カップヌードルPRO」にしてみました。
味もオリジナルと遜色なく、なかなかいいカンジです。
ここまで雲に覆われ景色は全くと言っていいほど見えませんでしたが、
頂上までくると、太郎山方面はよく見えました。
山頂にはこんな像も。
メシを食ったらすぐ下山。
往路は気づかなかったけど、デッカいナメコみたいなキノコ。
復路は直降でスイスイ。
一度は登っておこうと思っていた男体山、踏破。
今度は雲に覆われていない時に登りたいな。