わがや(日光)
19日(水)は仕事でこちら方面に来ましたので、宿題店に。
まだオープンして1年くらいのお店でしょうか。
場所はココです。
日光と言っても、いわゆる旧今市です。
メニュー
さて、どれにしましょうかね。
注文して待つこと数分でやってまいりました。
12時間かけて炊きだした「とんこつラーメン」です。
量が少ないのではなく、丼が深いだけです。
では、いただきます。
ウメェ~!
低加水率の九州とんこつラーメンによく使われている麺そのもので、細くてボソっとした食感がまさにとんこつラーメンです。
チャーシュー
薄いバラ肉のチャーシューが3枚くらいでしたか、でもこのテのラーメンはこういったチャーシューで十分です。
だけどトロッと柔らかでとっても美味しくて、このラーメンにマッチしていると思います。
要はチャーシューは、ベースとなるラーメンにどれだけマッチしているかが評価の分かれ目になるのだと思います。
このラーメンに、”ラーメン二郎” のガチムチッとした ”ぶた” が添えられていても、それは単なるミスマッチにしかならないでしょう。
スープ
”12時間炊いた” と謳うだけあって、しっかりトンコツのダシが骨の髄まで出ていて旨味が強くて、口にネットリまとわりつくところなんかは、本物にしか醸し出せないスープですよ。
ウマし!
あっという間に完食しました! が、
替え玉です。
なぜかとんこつラーメンは替え玉が1杯無料でして、注文した時から替え玉することを決めていました。
ここで最初についてきた紅ショウガを投入します。
当然紅ショウガを投入するタイミングも、最初に注文する時から決めていました。
これまた替え玉に備えて残しておいたチャーシューも載せれば、新たな一杯の完成です。
(そのために最初の一杯はスープをあまり飲まないようにしておいたのです。)
では、2杯目いただきます。
ウメェ~!
紅ショウガによりサッパリと味変。
だけど本物の旨味はそのまま。
麺と具を食べ終えた後、最後にレンゲでちびちびとスープを味わいましたが、
結局スープを全部飲んでしまいました。
ごちそうさまでした!
あまりに美味しかったので、じっくり味わいながら結果スープを飲み干したのですが、最後に「うまい・・・」と思わず声が出てしまいまして、夫婦経営だと思いますが、そこでおかみさんと思われる方と目が合ってしまいました。
そのまま終わりにしたらヤバい奴だと思われそうで慌ててしまったシャドウさん、あらためて店主とおかみさんに向かって「いや~、美味しかったです。感激しました!」と、これまた思わず口にしてしまいました。
お二人に「ありがとうございます」と深々と頭を下げられたシャドウさんは、さらに恥ずかしくなってしまい、「自分が学生時代に東京にいた頃、まだ健全に経営していた世田谷区羽根木の環七沿いにあった ”なんでんかんでん” で食べた時と同じくらい感激しましたよ。もう30年近く前の話ですけどね。」と、妙に饒舌に、自分なりの最大の賛辞をお送りしてしまいました。
ココが今まで食べたとんこつラーメンで一番美味しかったかというと違うかもしれませんが、こんなに意図せず「美味しかったです」と口から出てきたのは、12~3年前に北海道は釧路で何の下調べもせずふらっと立ち寄った、オヤジさん一人で切り盛りしている店で食べた、何の変哲もないごくごく普通の醤油ラーメン、あれ以来でした。
(店名とか忘れたけど、またあの珠玉の一杯を味わいたいもんだ。)
これだけ美味いとんこつラーメンができるなら、きっと他のラーメンも美味いに違いない。
次は妻と来てビールを飲みながらゆっくり味わいたいけど、残念なことに日曜定休なので、なかなか妻と来ることができそうにありません。