2021シーズン サッカーJ2リーグ第15節 栃木SC VS 松本山雅FC
5月23日(日)はカンセキスタジアムへ。
夜仕事なんですけどね。
この日は栃木ゴール裏に近いホームスタンドS席最上部からの観戦となります。
カンセキスタジアムの象徴でもある赤いシートエリアの「とちぎ」の文字がわからなくなるくらい、お客さんが入っています。
このところ調子を落としている我らが栃木SC
矢野がベンチスタートということで、さらに得点力に不安が。
しかし期待の大型ニューカマー登場。
J1福岡から育成型期限付き移籍でやってきた、三國ケネディエブス。
合流早々のスタメン出場に、こちらは期待に胸が膨らみます。
試合がスタートします。
おや、明らかに三國が遅れをとっていますよ。
有馬、前線で体を張る。
そろそろ結果出してくれコータロー。
油断して観戦していたらなんと、開始5分もたたないうちに柳のヘッドが炸裂!
GOOOOOOOAL!
ショートコーナー左サイドからジュニーニョのクロスに反応した柳の豪快ヘッド!
トゥース!
嬉しいけどあまりにも早い得点で、それはそれで不安でもあります。
森もゴール前まで下がって懸命のディフェンス。
前半の飲水タイム後、クロスプレーで優希が倒れ込んだ。
佐藤とのコンビで抜群の安定感を誇るボランチを担う優希、今や栃木SCに欠かせない選手に成長しました。
幸い怪我はなかったようで、プレーを再開しホッと一安心。
そしてこのところサイドバックで安定度を増してきた大島。
彼も入団当初FWで出場していた時は、何の可能性も感じられませんでしたが、活きるポジションが見つかりましたね。
前半は1-0のまま終了。
意外や意外、殆ど松本に攻めさせることなく、松本陣内でのプレーに終始した前半でした。
さ、後半も元気にいってみよっ!
三國の遅れもなく綺麗に散ったイレブン。
後半も一進一退の攻防が続きますが、ペースは栃木が握る展開が多いです。
そして後半20分を前に両チームのベンチが動きました。
山本に代わり松岡が、有馬に代わり矢野が投入されます。
矢野・ジュニーニョのツートップになることで、攻撃の活性化が期待されます。
その期待どおりに矢野がヘッド!
得点こそなりませんでしたが、攻撃が活性化されてきましたよ~
そして後半飲水タイムが明けて早々、前線に出されたボールに右サイドの矢野が反応しタメを作って、背後から援軍に駆け付けた松岡にパス、松岡が強烈なミドルシュート!
が、惜しくもクロスバーに弾かれ、た、ボールをペナルティーエリア左から森がダイレクトでシュート!
GOOOOOOOAL!
憎らしいほど爽やかな笑顔だな、森ってヤツは。
ここで公式入場者数が7,461人と発表されました。
コロナ禍にもかかわらず、よくここまでお客さんが入ったもんだ。
やっぱ集客はグリスタよりカンセキスタジアムのほうが有利なのかなぁ。
でもグリスタで試合を見たいなぁ。
たまに攻められたりもしますが、
この日は川田も安定していましたよ。
後半35分にはジュニーニョに代わり畑が。
数年前の大島のように、何の可能性も感じることができない交代です。
だがしかし、畑投入の効果かどうか、菊池の右CKにまたも柳が飛び込み豪快にヘッド!
GOOOOOOOAL!
不動のスタメンだから、もう「このために入ってきた柳」とは言わせねぇぞ!
このために栃木に完全移籍した柳、
やぁ~なぁ~ぎぃ~!
やべェよ 3-0 だよ、こんなスコア見たことねぇよ。
初出場初スタメンの三國はどうでしょう?
いいねぇ~いいねぇ~、ハイボールの競り合いはまず負けないし、足元もいい感じだし、まるでパウロンがカムバックしてきたみたいで、何とも頼もしいじゃありませんか。
後半アディショナルタイム、優希アウト。
上田イン。
(森アウト、植田インもありました。)
そしてこの直後、松本に完全に崩され栃木のゴールネットが揺れた!
失点かと思いましたが、オフサイドの判定に救われました。
あっぶねぇ。
辛くも無失点に抑え、3-0 で快勝!
こんなスカッと快勝は初めて見たかも。妻も「こういう試合ならまた観に来てあげてもいいかも。」とおっしゃっていました。
それにしてもどうしちゃったの?ってくらい、松本の攻撃に迫力が感じられませんでしたねぇ。
しっかしアナウンスがすげぇ良く聞こえるなぁ~と思い、ふと上方に目をやりますと、
屋根の裏そこかしこに立派なスピーカーが設置されていました。
すんばらしいスタジアムで試合ができる選手たちも幸せだなぁと思うけど、我ら観戦者も快適で幸せだなぁとしみじみ。
って、おいシャドウ、お前グリスタのほうが良かったんじゃなかったのかいっ⁉